メトロドーム崩壊・・・真似して造った東京ドーム

そう言えば全然NFLに関する話を書いていなかったなぁ、と思っていたら、ミネソタ・バイキングスの本拠地であるメトロドームの屋根が雪で崩壊したと言うニュースが舞い込んできました。
このページには屋根崩壊の動画リンクも張られていて、雪が屋根を突き破ってフィールド内に落ちてくる瞬間を見ることが出来ます。


私も一応こちらのチームのファンですので、上記の動画リンクをたどって、昨日開催された第14週のニューイングランド・ペイトリオッツ対シカゴ・ベアーズの試合記事を読んでみようとしたのですが、当然英語なので、結局途中で読み疲れて挫折。(^_^;)
どうやらエースQB、ブレイディ君が悪天候をものともせず、冷静なプレーでパス369yardsを稼ぎ、タッチダウンパス2個を決めてペイトリオッツが大勝した、という話のようです。


屋根崩壊後の写真付記事はこちら


ドームスタジアムの天井に穴が開いてしまうとは、何だか来年からかつて此処を本拠地としていたチームに入団する選手の前途を示唆するようなえらい出来事ですなぁ。


メトロドームのあるミネソタ州ミネアポリスは、米国北部の寒冷地域にある都市で、冬には氷点下20度まで下がることも珍しくなく、雪も結構降るので、寒冷地対策としてドームスタジアムを建設した、と言う経緯がありますから、当日の積雪は43cm、確かに相当雪は積ると大型プレス機と化しますので、大型構造物の屋根にこれだけの雪が乗っかると、屋根に相当な負荷がかかるのは判るのですが、毎年20cm位は平気で雪が積るような都市ですから、この程度の積雪には耐えられるように設計してあったはずだと思うんですがねぇ・・・。


で、仕方ないので当日試合予定だったバイキングスとNY.ジャイアンツは、デトロイトのドームスタジアム(デトロイト・ライオンズの本拠地)で13日夜(米国東部時間)に代替試合をやるのだとか。
果たして、どちらの本拠地でもない場所で試合やって、観客集まるのかなぁ。


このメトロドーム、東京ドームに似ている、と言うか、そもそも東京ドームがメトロドームを真似して造っているんですから、そりゃ当然と言えば当然。


そう言えば、東京ドーム最初の年、開幕戦も首都圏は雪の日で(勿論43cmの大雪じゃありませんでしたが(笑))、所沢の山奥ではさらに雪が降って、西武−南海戦が雪で中止になったりしましたが、東京ドームは当然雪の影響もなく、予定通り開幕戦が開催され「早速ドーム効果!!」などともてはやされたことを思い出します。
東京ドーム側も雪対策として、屋根裏に温風を吹き付けて雪を融かす、なんて事をやっていたんですが、逆に屋根裏に水滴が付いてしまい、グランドやスタンドに水滴が落ちてきてしまった、と言う、何とも皮肉な「オチ」が付いてしまったのであります(笑)。


因みにこの年はセ・パ同時開幕(昭和63年4月8日)、前年優勝の巨人と前年3位の日ハムの開催日が重なってしまったので、巨人がデーゲーム(対ヤクルト)、日ハムが19:00からのナイトゲーム(退路って(一発変換@ATOK2007(笑))という変則開催でした。
私は当然(?)ナイトゲームの日は無線(一発変換@ATOK2007(もうつまらんか・・・。))を観戦。


その時はまだ記録つけていなかったのですが、どうやらロッテが3対2で勝ったらしいです。
この時記録する習慣が付いていたら、村田さんの投球を記録出来たのになぁ。
結局付け始めた後には登板機会がなく、そのまま引退してしまい、記録帖に村田さんの名前が残らなかったのは痛恨の極み。


さて、東京ドームも何だかんだ言って来年で築23年。
メトロドームはそれに先立つこと6年、1982年竣工しましたが、もう老朽化が叫ばれているのだとか。
東京ドームも屋根は張り替えたことない筈ですから、あと6年したら老朽化が叫ばれちゃうんですかねぇ・・・。


が、東京ドームより後に出来て、ろくな改装もせずに老朽化が進んでいる球場もありますが、英語の記事を読んで疲れてしまったので(^_^;)、こちらの方は後日触れることにします。