戦いの跡地に出来たもの

何でも、日石の田沢君がレッドソックス入りするんだそうで、しかもメジャー契約なんだとか。
日本のプロ野球を全く経験してない人が、メジャー契約だなんて、レッドソックスも随分と冒険してきたなぁ。


と言う事で、今日西宮球場の跡地に出来たショッピングセンターが開店したそうです。
阪急西宮ガーデンズ」と言う事で、元々西宮市にある阪急の土地なので、この名前になったんでしょう。
「阪急」と「西宮」の名前が残ってくれたのは喜ぶべき、なのかな?


元はと言えば阪急ブレーブスの本拠地、球団消滅から20年が過ぎました。
その後元々併用していたフットボールと競輪で細々と使われていたものの、老朽化で閉鎖。


西宮球場は一度だけ行きましたが、既に阪急ブレーブスは消滅した後で、西宮競輪場として使われていた時でした。
とは言え競輪に詳しい訳でもなく、開催中のレースをぼんやり見ながら、かつて開催されていた阪急ブレーブスの主催試合を想像しながら、スタンドでのんびり観戦してました。
行ったのは夏の真っ盛りのデーゲームでしたが、2階席にあった屋根の下に行き、強烈な日差しを避けながら見ていた記憶があります。


南海の本拠地、大阪球場は既になんばパークスなる商業施設に変わってしまい、西宮球場も歴史の舞台から消滅してしまいました。
藤井寺球場も閉鎖、解体され、日生球場もかなり前に解体されており、昭和を彩ったパ・リーグの球場が無くなってしまったので、時代の流れとは言え、寂しいものです。


これら球場は全部京阪神地区の交通至便な場所にありましたが、老朽化した設備を改修して使うことなく全て解体。
野球場として使うより、潰して売り払った方が収入を得られると判断されてしまったんでしょうね。
寂しい話ではありますが。