思い出話を少し。

忘れたかのような時期に突如書き込みします。


書き込み再開しようかと思ったりはしていたのですが、内容考えてると、どうも野球ネタばっかりに
なってしまい、それじゃぁ能が無いなぁ、ということで気が進まなかったんですよね。
とは言っても、次が何時になるか全く不明ですが(笑)。


で、どうやら今日、笑っていいともが来年3月で終了するというので、この番組最大にして最長のコーナー、
テレフォンショッキングの思い出話を少し。


個人的には、その前に放送していた「笑ってる場合ですよ!」が終了してしまったのが、当時の私と
しては非常に不満でしたが(笑)。


放送開始当初。
かつては事前打ち合わせ全くなしで、放送中にゲストが友達にいきなり電話かける、と言うのが
前提でした。


それで、電話に出た友達に、


ゲスト「明日来られる?」
友達「いや、別の仕事あるから行けないよ。」


というのが当たり前のようにあって、こういう時は


タモリ「明日来てくれるかな? 駄目だったら『駄目だとも!」』って言ってください!」
友達「(かなりぎこちなく)駄目だとも!」
と言うのが当時のお約束。


仕方ないので、


タモリ「他に誰かいませんかねぇ・・・。」
ゲスト「じゃぁ○○さんに電話してみます。」


と続くものの、これまた「明日は行けないんだよ・・・。」と言われ、他のコーナー飛ばして
色々な人に連絡し続け、またしても行けないと断られ、いつまで経っても次のゲストが決まらず、
ゲストもタモリさんも他のレギュラーメンバーも焦りまくる、っていうのも珍しくありません
でした。


また、携帯もなかった時代ですから、紹介しようとした友達に電話したら、移動中で連絡が取れず、
当時はバリバリで現役だった「新幹線電話呼び出しサービス」で無理矢理捕まえた、なんて事も・・・。


それからスタジオアルタ知名度はまだ低く、場所を知らない人がかなり多くて、


友達「アルタって何処?」
タモリ「元『二幸(総菜店)』!!」


なんて言う、こちらもお約束ネタがありました。


程なくして、いいともブームが大到来し、番組の知名度は抜群に上がり、友達同士での事前
打ち合わせが前提になって、こういう光景は見られなくなりました。
まぁ、当然と言えば当然なのですが。


でも、生放送で時間も限られているのは判っているはずなのに、「友達にいきなり電話して明日
来てもらう」という行き当たりばったりの企画だったからこそ、見ている人も、「このままでは
番組放送中に次の人へ繋げないんじゃないか・・・。」と、一緒に緊張感を味わえて、大人気
企画になったのではないかと思います。


あれから30年、私も歳食ってしまいましたが、リアルタイムで同じ番組の移り変わりを見られたのは
幸いだったのかもしれません。