Photographer

明日は千葉マリン開催の公式戦ファンクラブ会員先行発売日なのだそうです。
4/1〜3日の日ハム戦はローテーション的に開幕投手メンバーが回ってくるはずなので、斉藤君効果で売り切れるかもしれませんな。
千葉マリンの喧騒は見たくないので、斉藤君の登板は回避して頂けないでしょうか、梨田監督(苦笑)。


と言うことで本題。
最近前置きが多いですな。(^_^;)


先刻NHK総合テレビで、「ディープピープル」なる番組をやってまして、今日の放送は「戦場カメラマン」なる内容。
先週は「村田さんと牛島さんと大魔神君の『フォークボール』」だったのか・・・。
見ときゃよかった・・・と後悔。


見たのは途中からでしたが、一応私も写真撮るのを趣味にしている者の端くれとして、チャンネルを回さずそのまま見ることに。
番組は戦場カメラマンとして著名な方々の座談会形式で、戦場の緊迫状態でどうやって写真を撮っているか、と言う事を、各々の経験談を交えながら写真家としてのポリシーなどを語り合うような内容でした。


でもねぇ、英語で「カメラマン」と言うのはTVカメラ等を使って映像を撮る人達の事を指すのであって、写真家は「フォトグラファー」なんですけどねぇ・・・。
世界各地の戦場を駆け回っているなら語学堪能な方々な筈なのに、「カメラマン」と呼ばれることに抵抗はないのかなぁ、と本題とは別の所で疑問を持ってしまった私なのでありました。(^_^;)


その中で私が一番驚いたのは、全員主に使うレンズは24mmの広角レンズが多くて、時々70mmまでの標準ズームや、200mm位の中望遠レンズを使う程度、と言うこと。


戦場という危険極まりない場所で写真を撮るわけですから、出来るだけ遠い場所から超望遠レンズを使っているんじゃないかと思っていたら、逆に実際に戦っていたり、被害に逢った人たちの所、要は銃弾などが飛び交っている目の前やすぐ近くに行って写真を撮っているわけですから、本当に命がけでやっているんですね。


しかも皆さんマスコミ組織に属さず、いい写真が撮れたら買って貰えるフリーランスとして活動していて、当然出来高払いで収入も不安定、会社からの保障もないので、下手をすれば一銭も貰えないばかりか、大怪我したり命を落としても、治療費や見舞金なども全く貰えないことになります。


当然、各々活動資金を集めるための苦悩等を語っていましたが、命がけでやるには、あまりに割の合わない仕事ですよね・・・。
それでも世界で起きている紛争を世に知らしめるため、奮闘している姿には敬服するしかありません。
願わくば無事に写真家としての活動を続けられることを祈っております・・・と言うか、世界から紛争がなくならない限り、彼らの仕事には終わりはないんですよね。
何だかそういう現実が存在していること自体、やりきれない思いが残ります。


余談ですが、今回出演された御三方とも、キヤノン製品を愛用しておられました。
(同社の方に「キャノン」と書いたり言ったりすると、訂正依頼が来ます(笑)。)


戦場と言う一番過酷な現場で愛用されているくらいですから、プロ用機材として折り紙つきの耐久性があると信頼されているのか、ジャンル問わず、同社製品を使っている写真家が圧倒的に多いのも判るような気がします。