娑婆の王子

1日遅れですが、阪神・淡路大震災から16年。
犠牲となられた方々に深く哀悼の意を表するとともに、被災され心身に大きな傷を受けた方々が、少しでも早く立ち直りできるよう、お祈りしたいと思います。


と言うことで本題。


動画サイトを回っていたら、懐かしの曲に巡り合いました。


今を遡ること30年程前。
当時音楽界で隆盛を誇っていたYMOのサポートメンバーとして活躍されていた、ギタリスト大村憲司さんが、逆にYMOをサポートメンバーとして従え、リリースしたソロアルバムの最後を飾る曲です。
まだPVなんてなかった時代の曲ですから、動画はありませんが・・・。
大村さんは病に倒れ、1998年(平成10年)11月に帰らぬ人となってしまい、もう生演奏を見ることができなくなってしまったのは残念でなりません。


改めて聴いてみると、当時私自身の目の前でリアルタイムに起きていた出来事や、カセットテープにダビングして何度もこのアルバムを聴いていた頃が懐かしく思い出されます。
アルバムの中で一番好きな曲でした。


この曲を聴くたびに、春先か秋口辺りのちょっと暖かい時期の甘い雰囲気と、ちょっとした哀愁が入り混じった、青春時代の思い出を描いた映画のラストシーンのような風景を、ついつい思い浮かべてしまいます。
あの頃は若かったなぁ。(^_^;)


30年が過ぎましたが、今でも古臭さを感じず、心に残る曲だと思っています。