千葉県大会決勝 2010

高校野球も、気がつけば千葉大会決勝戦


先日は軟弱者に成り下がってしまったので、今回こそはと思って千葉マリンへ。
でも、行き飽きる位行っている球場ですから、新鮮みがないなぁ。


とは言え、一応球場の外観は高校野球の舞台、という雰囲気ではありますが。


試合開始は午後1時。
勝戦で日曜日だし、滅茶苦茶混むだろうと思って、9時30分頃に球場へ着いたら、もう長蛇の列。
とは言っても、内野中央Dゲートしか開かないので、大した人数ではないですが。


写真でお判りの通り、外は超快晴=炎天下な訳で、焼け付くような暑さの中、一刻も早く開門してくれないかと待ち続け、午前10時開門。


取りあえず日除けのため、2階席の屋根下へ。
2階通路から見上げると、本当に青空だけ。


席に着いたら、やっぱり「熱中症に注意」の案内が。

熱中症に注意してほしいのなら、せめてナイトゲームで開催する位の配慮をして欲しいものですな。


真夏の真っ昼間、酷暑の中で連戦に次ぐ連戦を強いられる選手達の体を本当に心配してるのかね、高野連という組織は・・・。


此処からひたすら、試合が始まるまで待ち時間。
2年前、千葉マリン開催のロッテ戦でも試合開始3時間前開門、と言う時期がありましたが、試合までこれだけ時間が空いちゃうと、中に入ってもやること無いんですよねぇ・・・。
と言うことで、一杯やりながら取りあえず待つことに。


せめて試合中の練習風景位撮っておけばよかったと後悔しつつ、本日のスタメン。


試合の方は、成田高の中川君と東海大望洋の長友君の投げ合い。
相手打線を完璧に封じ、安打すら許さない中川君と、毎回のように走者を許しながら、要所を締める長友君がお互い得点を許さず、迎えた6回裏。


遂に成田が3安打を集中し、ようやく1点をもぎ取った、と言う形で先制。
が、1点を失った長友君も直後の打者を併殺に打ち取り、最少失点で踏みとどまって6回終了。


その後も中川君は無安打投球を続けるものの、8回表に初安打を許し、無安打試合とは行かず。
犠打で1死2塁となってから、続く打者を連続三振に切って取る圧巻の投球でピンチを切り抜ければ、長友君も8回裏2死満塁と追い詰められながら、三振で締めて追加点を取らせず、1対0のまま9回の表、東海大望洋の攻撃。


最終回、僅か1点差で優勝のプレッシャーが襲いかかる場面でありながら、中川君の球威は最後まで衰えず、結局三者凡退に抑え、20年ぶりに夏の甲子園へ。


試合結果のスコアボード。


優勝した成田高校と準優勝の東海大望洋高校、どちらも見応えのある立派な試合でした。


試合後改めて胴上げされる監督。


と言うことで、当日の記録。


高校野球なので、いつもの記録帳ではなく、簡易版のものを使いました。
いつかこの中のメンバー、例えば中川君あたりがプロ入りして活躍するようになったら、きちんと書き起こして「俺は高校時代の試合を見ていたんだぞ!!」と自慢しようかと思ってます(笑)。


いつもはプロの試合ばかり見ている訳ですが、こうやって高校生達が必死になって戦う試合を見るのも、良いものです。
「見応えのある試合を見た」と言うのはレベルの高低だけではないんですね。
見ていてそう感じました。


久しぶりに良いものを見る事が出来ました。
選手達の他、彼らを支えた人達、応援していた人達、球場で同じ時間を共有していた人達、様々な人達に感謝したいと思います。