無料化の影響

民主党が政権を取った事で、公約に掲げていた高速道路が無料化される可能性が高くなってきました。


無料化される事で一般国道沿いのドライブインや、航路営業が大打撃を受ける歪みも出てくるんですねぇ・・・。


私自身、無料化したらガソリン使用量が急激に増えるので、省エネやエコライフなどと言う活動は完全に吹っ飛んでしまう、と無料化には反対していましたが、こりゃ私の予想以上に色々な所で影響ありそうですなぁ。


まぁ、国の制度を変える事で、ある産業が成長し、別の産業が衰退する話は良くある事ですから、今回の無料化制度もその一つに過ぎない、と言ってしまえばそれまでですが、当事者の方々には死活問題ですから、商売あがったりとなる方々にはお気の毒と言う他ありません。


でも、無料化して得られるメリットは車を運転もしくは利用する(しかも長距離移動する)人、と言う一部の人にしかないのですから、無料化する金があるんだったら、現在崩壊寸前の医療現場(特に深夜救急、小児科、産婦人科)へ予算を回すべきなんじゃないでしょうかねぇ。
高速道路の料金が高い、と言う問題より、こちらの方が余程深刻な問題だと思うんですが。