始まっちゃいましたねぇ。

今日、「裁判員制度」なるものが始まっちゃいました。


既に対象となる事件が既にピックアップされているそうで、準備ができ次第候補者が呼び出されるのだとか。


今年は私宛に裁判員候補者の通知が来ていないので対象外ですが、候補者は毎年更新されますから、いつの日か自分の所に通知書が送りつけられても不思議ではありません。


人を裁く、と言う重い行為を、法律的な知識もなく、事件処理の能力経験もない人間に委ねる、と言う制度には、どうしても疑問を抱かざるを得ません。


元々、裁判の進行に必要な判事、検事、弁護士に司法試験合格という関門を作っているのは一体何のためなんですかね?
主権者たる国民の生命、財産、尊厳を守るためには、高度な法律知識や事件処理能力が求められるからじゃないんでしょうか?


しかも、凶悪事件と呼ばれるものだけが、裁判員制度により行われる裁判の対象。
何故凶悪事件だけなのか?と言うより、何故凶悪事件の裁判に、無作為に選んだ一般の人を巻き込まなければならないのか?
この点が非常に疑問です。