休校した故の皮肉な話

今日、横浜の大矢監督が事実上解任されたんだとか。
やけに早い解任劇ですが、2003年4月にオリックスが石毛監督を解任したこともありますから、この時期の監督交代というのは別に珍しい話ではありません。

実際問題、大矢監督になってからの横浜戦は3年間で6試合しか見ていないので、詳細をとやかく言うことは出来ないのですが、97年にチームを2位に押し上げたにもかかわらず契約更新して貰えず、それでも選手達に慕われて胴上げして貰ったことがあったので、御本人も今度こそ、と言う思いも強かったのでしょうが、残念でなりません。


では本題。
インフルエンザ問題が世間を席巻し、関西地区では学校が休校になっているようです。が、昼間のカラオケボックスが高校生達で大盛況なのだそうです。
結局学校が休みになったら、家にいてもつまらないので外出する若者達が後を絶たないみたいですな。


病気の蔓延を防ぐため、学校を休みにしてみたところで、結局人混みに出かけてしまうのでは、休校にした意味がまるで無くなっちゃいましたね。
昔は病気が流行すると「学級閉鎖」というのがあって、子供達も仕方ないので家で過ごしていたものですが。これだけ情報量が増えた今の時代、子供達を家につなぎ止めておくのは難しくなってしまったのでしょう。


前にも書きましたが、どうせ感染する時は感染してしまうのですから、意図的に感染する必要はありませんが、単に学校や職場を休みにするなんてのは、対処療法にすらなっていないことは明白でしょう。


不幸にして新型インフルエンザに感染してしまった人は、日本国内で100人を超えているようですが、日本の人口からすればせいぜい100万分の1程度。
確率論からすれば、まだ「類い希な程、運が悪かった」ような感染率ですよ。


だったらあまり深刻に考えず、意図的に感染する必要はありませんが、手洗いやうがいなどを心がける位で、普段通りにやっていけば良いのではないでしょうかね?


とりあえずは冷静に、この新型インフルエンザ感染時の特性や、感染の強さ、症状、毒性などをきちんと把握する事に注力した方が良いのではないかと思います。
慌てると、ろくな事がありませんよ。