「独立国」の行方
先日、「立山連邦」の切手を販売してしまった件について書きましたが、いっそのこと本当に「立山連邦」を作ってしまおうと言う動きがあるようです(笑)。
実際のページはこちらのサイト。
エラー切手が発売されてしまった、富山県高岡市の若手経営者達が中心となって、街おこしの一環として「連邦王国」を立ち上げたんだとか。
高岡市は随分前に訪れた事がありまして、高岡駅から歩いて、高岡大仏を見に行った記憶があります。
そう言えば、80年代初頭、「ミニ独立国」なるものが大ブームになり、全国あちこちで「独立宣言」をする所が続出しましたね。
個人的に一番インパクトがあったのが、福島県二本松市岳温泉の「ニコニコ共和国」。
TVでも「独立宣言と共和国建国」が紹介されて一躍有名になり、確か、アイワの「カセットボーイ共和国」とタイアップして、両国で友好条約を結んだ、と言うオーディオ誌の広告が、非常に印象的でした。
で、「カセットボーイ共和国」の親善大使は、「大胆素敵」なる歌を歌っていた方だったと思うのですが・・・・。
あれだけ乱立した独立国も、結局ブームが過ぎれば忘れ去られて、多くが消滅していきました。
ニコニコ共和国も2006年に解消され(二本松市長や内閣総理大臣代理として地元の自民党代議士まで呼んで調印式を行い、無理矢理「対等合併」と言う事にしてますが)、アイワも会社としては消滅し、静かにその姿を消していきました。
親善大使だった歌手さんも「あの人は今」状態ですし・・・・。(^_^;;)
さて、日本国内における一部地域住民の分離独立運動は極めて厳しく、困難を極める事は歴史上の事実が証明している現在(笑)、「立山連邦」の独立運動が何処まで進むのか、今後に注目したい所です。