逆プレミア

先日発行された記念切手に立山連峰を「立山連邦」と印刷してしまったので、回収、交換する事にしたのだそうです。
こういう間違いって、実際あるんですね。


雑誌とか、その辺の印刷物だったら、漢字を間違えたまま発行されてしまう事は往々にしてありますが、切手は有価証券ですからねぇ。
間違えたままにするわけには行かなかったんでしょう。


かつて発行された切手にも、絵が実物と違っているとか、印刷ミスとかで誤って発行されたとか、所謂「エラー切手」というものがあるんだそうです。
私が聞いた事があるのは、北陸トンネル開通記念切手の絵が、実際とは10カ所以上違っていたんだとか。
とは言っても、今回のように回収対象にはなっていないようです。


エラー切手は本来販売できないものですから、逆に市場に出回っていると商品価値があるそうです。
しかも回収対象と言う事になると、更に価値は上がりそうですねぇ。
所謂「逆プレミア」って奴ですかね。


私がもしこの切手を買っていたら、使わないのは勿論、エラー切手として大事に保管しているんじゃないかと思います(笑)。