独裁者の野球に対する意識

あんまりこういう所から、記事を引用したくないんですが・・・・。


先日の朝日新聞の投書欄に載っていた内容なのだそうです。
今年の初夢が、「一日独裁者」になって苦しむ人を救うこと、なんだとか。


結局の所、苦しんでいる人たちに援助しよう、その金は自分の懐からではなく、後先考えず税金を湯水のように使い、足りなければ金を持っていそうな奴からふんだくってしまえばいい、と言う事みたいです。
税金を大量に消費したら、その後待っているのは国債という借金で債務超過に陥るか、税率の大幅上昇に繋がることくらい、誰でも判りそうな気がするんですがね。
まぁ、Microsoftとかトヨタ自動車の所行に対しては、私自身言いたい事はあるんですが、そう言う気持ちも吹っ飛んでしまいそうな位、最早言う言葉すらありません。


正直、「国家に対する独裁」という行為が、何の利益ももたらさず、弊害と言うより、致命的な事態を招く事になる、と言うのは、敢えて例を挙げるまでもなく、歴史が証明しているんですがね・・・・。
最近の例で言えば、ジンバブエが最たる所でしょうか。
経済は破綻どころか完全に吹っ飛び、億単位でインフレが発生し、文句を言う人々を弾圧しているようですけど。
とまぁ、社会ネタはもっと振ってみたい所ではあるのですが、私の一番言いたい事は別にあります。


その一番言いたい事とは何か、と言いますと、この投稿者はイチロー君や松坂君を、単なる「大金を貰って、その金で贅沢している『庶民の敵』として、財産をふんだくるべき対象」としか見ていない事。
一野球ファンとして本当、腹立たしいとしか言いようがありません。


どっちみち、球場へ行って、イチロー君や松坂君の勇姿を現場で見たことなんて無いでしょうね、この人は。
少なくとも、私よりはずっと少ないはずです(笑)。


正直、個人的な好みや(^_^;)、彼らの活躍に対する年俸が妥当かどうか、と言う事は別にして、彼らがそれなりの報酬を貰っているのが何故なのか、これっぽっちも判ってないんでしょうね。
そんなレベルの低い人に、野球に関する事を語って欲しくないです。


元ネタは社会ネタなんでしょうが、野球選手の事まで持ち出したいなら、彼らがどれだけ凄い事をやってのけているのか、きちんと勉強してきて貰いたいですよ、本当。


それにしても、書いて投稿する方だけでなく、この投稿を採用する新聞社も、どっちも痛すぎる存在だよなぁ・・・。(苦笑)