使ったら減るのは当たり前

「円天」の詐欺被害にあった人たちが憤りの声を上げている記事を見ましたが、こういう商法は世の中に次から次へと出てきて、その度に騙される人たちが出てくる、と言うのは一体何故なんでしょう?


まぁ、こうやって大嘘ついて人から金を巻き上げて、集めた金を私物化して返さない、と言う悪党はいつの時代にもいる、と言う事なんでしょうが。
それにしても、悪魔に魂を売り払ったような事を、よくぞ平然とやれる人間がいるものですな。


騙す方が悪いのは言うまでもないのですが、それにしても簡単に騙される人が多いもんですね。
第一、銀行の普通預金が0.1%以下と言う低金利の時代に、「100万円出資したら3ヶ月毎に9%、年間で36%の配当が得られる」って、そんな虫のいい話がある訳ないですよ。


しかも「使っても減らない『円天』という電子マネー」って、そんなものが本当にあるなんて思っていたなら、おめでたい人たちですな、本当に。
金は天から降ってくる訳ないんですけどねぇ・・・・。
「使った分の金は誰が補充するのか」と言う事を考えたら、絶対あり得ない話だし、いずれは行き詰まること位、子供にだって判る話だと思いますよ。


投資した人の中には、100万円以上、中には数千万円出資した人もいたそうで・・・・。
勿論お気の毒だとは思いますが、不労所得を当て込んで、投資しただけで自ら何もしないで金儲けが出来る話なんてある訳ないです。
あるんだったら、皆同じ事やってるはずでしょ?(笑)


まぁ、そのくらいの費用を投資する原資がない私は、騙される以前の問題ですけどね(爆)。