1日遅れの感想

世間を騒がす定額給付金問題ですが、相変わらずでかい口を叩いている奴もいるようで・・・・。
まぁ、中田君本人の態度もさることながら、マスコミが「大口叩き」の虚像を意図的に作り上げているような気もするので、もう少し様子を見る必要があるのかも。


と言う事で、昨日のスーパーボウルに関する話。
NFLでは、チーム勝敗数による順位の他、チーム力を計る指標として、各チームの攻撃陣と守備陣の順位が話題になります。
全32チーム中、公式戦の各試合で攻撃陣が獲得した距離合計(ヤード数)の多い順に、攻撃陣のチーム順位が決定され、逆に守備陣が取られた距離合計(同)の少ない順に、守備陣のチーム順位が決定され、この順位が上であるほど、強力オフェンス(ディフェンス)のチームと呼ばれる事になります。


フットボールの場合、強力オフェンスを売り物にするチームと、強力ディフェンスを売り物にするチームとどちらが強いか、と言う議論がなされる事があるのですが、過去に双方の1位同士が対戦した事がありました。
第37回大会(2003年)、オフェンス1位のオークランド・レイダースとディフェンス1位のタンパベイ・バッカニアーズが対戦し、強力守備陣が大活躍したバッカニアーズが、48対21で大勝し、以降は守備の強いチームが有利になる、と言われるようになっています。


今回は、伝統の強力守備陣を誇り、今季ディフェンス1位のピッツバーグ・スティーラーズと、パス攻撃リーグ2位のアリゾナ・カーディナルズの対戦。
上述の通り、下馬評ではスティーラーズ有利の状況を、カーディナルスがどう立ち向かうか、と言う点に注目していました。


序盤はスティーラーズが持ち前の強力守備陣で相手の攻撃を抑え、攻撃陣も順当に相手陣へ攻め込んで、下馬評通りスティーラーズ優勢で、一方的な試合になるかと思ったのですが、カーディナルスも苦労人QBワーナー君を中心とした反撃で巻き返し。
前半終了間際、逆転を狙ったQBワーナー君のTDパスがエンドゾーン内でインターセプトされ、そのままリターンTDを喰らって、これでスティーラーズワンサイドゲームになると思ったのですが、後半が本当に凄かった・・・。


逃げ切りを図るスティーラーズに、カーディナルスが必死に食らいついて反撃し、まさに激闘。
見せ場がたくさんあって、色々書きたい場面があるんですが、既に長文になっているので(^_^;;)少し省略しまして、試合終盤残り3分の攻防は、去年の悪夢を思い出させる忌まわしき再現ドラマを見ているようで逆転また逆転の、手に汗握る緊迫した展開で、最後までどうなるか判らない名勝負だったと思います。


敗れたとは言え、味方の反則に散々足を引っ張られながら、見事に連続攻撃を決めて盛り返したワーナー君の活躍は見事。
今年で引退と噂されてますが、まだやれそうだと思うんだけどなぁ。


NFLシーズンも、来週のプロボウル(オールスター戦)で最後。
今度は野球シーズンが始まるので、そちらの方に目を向けていきたいと思います・・・・って、もう向けてるか。(^_^;;)