客を減らして「経費節減」?

日本航空が旅客機の定員を削って経費節減を検討しているんだとか。
時事通信のニュースですが、同社のサイトには載ってなくて、yahooだけの掲載(近いうちにリンク切れになると思います)。


実際の飛行機運航にかかる収入とコスト形態を把握していないので、あんまり軽々しい事を言うべきではないと思うのですが、一見、旅客を増やせば収入増になるので、増収よりも旅客を減らして経費節減を優先する、と言うのがよく判りません。
この辺の事情に詳しい方がいたら、御教示いただけると幸いです。


B747の2階席を閉鎖する、と言う事も検討されているようです。
2階席は1度だけ座った事がありますが、座席に対して壁が直角に面しているのではなく、2階席の部分は機体が湾曲しているので、窓際の席に座っていると、座席の脇にも荷物スペースがあり、小さい荷物ならそこに置けますし、窓際の空間に余裕があって結構快適だったりしますから、この辺に座れなくなるのは少々残念。


よく判らない中、経費節減策として考えているであろう事を推測してみると、
・機内に仕切りを作って客席スペースを減らし、1機当たりに必要なキャビンアテンダント(CA)の数を減らして人件費節減。
・乗客を減らす事で、減らした人員+荷物の分、機体を軽くして燃費を良くする。
と言った所でしょうかねぇ。


列車だと、車両数を減らして輸送コストを削減、と言う事が出来ますが、飛行機だと都合良く機体を小さくしたりできないので、こういうやり方で経費節減、と言う事なんでしょうかね。