データ分析の結果
今日の夕方、海浜幕張駅周辺に行ったら、幕張メッセでジャンプフェスタ2009なるものが行われていたそうで、周辺はコスプレ目的で来ました、と言うような若者達(と言っている私は、最早オッサンですかねぇ・・・。)であふれてました。
そう言えば前日夜、ガラガラ引っ張る旅行バッグを持った若い女性達が、プレナ幕張の前で大量に集合していたけど、彼女らはこのイベントスタッフか、コアな来場者で、前泊して来ていたのかなぁ。
と言う事で、私的には非常に興味深い記事を発見しました。
野球で言われているセオリーが、実は錯覚ではないか?というもの。
産経新聞の記事ですが、同社Webサイトには元記事が見つからず、紙上とyahooだけに掲載された記事ではないかと思われます。
良く言われるセオリーとして、こういう事が本当なのか、試合記録から調べたのだそうです。
記事によると以下の通り。
・四球で出塁させる方が、安打より失点する確率が高い
→ほとんど差はなく、安打の方が僅かながら失点確率は高い。
・2アウトから出塁されると流れが悪くなる
→その次の自軍攻撃データを調べて、全イニングの得点率平均値と比べると、三者凡退でも平均値以上に得点確率は上がらず、走者を出しても得点確率は下がらなかった。
・エラーをすると流れが悪くなる
→特に裏付けるデータは無し。
・ホームランは流れを変える
→こちらも同様、裏付けるデータは無し。
・ラッキー7、とは、本当にラッキーなのか?
→むしろ6回表裏の方が、得点する率が高い。
のだそうです。
こういうデータを元に、良く言われるセオリーと言うものは、印象が強いだけで、確率論から見れば錯覚だ、と言う事になるのだとか。
個人的には、「代わった所に打球が行く」と言われるセオリーがどのくらいの確率なのか、知りたい所ではありますが。
今まで見てきた感覚からすると、このセオリーはかなりの確率だと思うんですが、実際の所はどうなんでしょうね。
野球は勝ち負けの競技で、9回全部を戦って初めて結果が出るわけですから、もう少し突っ込んで、こういうセオリーが何処まで勝敗に結びついているのか、と言う所まで調べて欲しかったですねぇ・・・・。
とは言え、野球の記録を整理するのが非常に大変な事であるのは、立場上十分理解しておりますので(笑)、2005年度の両リーグ公式戦(交流戦を含む)846試合、15,413回を纏めた研究者の皆様には、「大変お疲れ様でした」と言いたい所であります。
一応私の書きためた記録も、20年間で合計488試合ある事が判りましたので、実際に統計を取ってみると何か傾向が出てくるかもしれませんが、明らかに凄い労力がかかるのは目に見えているので、躊躇してます。(^_^;;)