批判とやっかみ

今日は昼頃から雨。
夕方まで降り続け、雨の中帰るのはしんどいなぁ、と思って仕事してたんですが、21時半頃に終わって外に出たら、運良く雨が止んでました・・・。
これはラッキー、と思って、速攻で帰ってきました。


で、政治の話と言うか、これからの進むべき日本について真剣に語る、なんて偉そうに語れるような私ではありませんが、最近話題になっている、こういうことに文句付けてる奴等は、腹立ちます。
私は自民党麻生首相を特段支持している訳ではないので、念のため。


だからあんた達は「何でも非難党」、「何でも反対党」から抜け出せないんだよ。
言っとくけど、これを調子に乗って報じて、挙げ句に首相に「庶民感覚とずれてるのでは?」とぬけぬけと質問するマスコミも同様。


確かに首相は超一流の名家出身、貧乏なんぞ全く経験したことはないだろうし、収入も有形無形合わせれば、庶民とは桁違いなんでしょう、きっと。


だからと言って、こういう風にいちゃもん付ければ、「私たちは庶民の味方です」と、圧倒的に「庶民」だらけの国民(と言うか投票に行ってくれる一部の人々)が思ってくれて、自分たちを支持してくれるとでも思ってるのかね?
だとしたら、相当おめでたい連中だね。


高級店に行って、払う金が賄賂とか不正手段で得られた、とか、支払わずに踏み倒してるとか、そう言う観点から文句言うんだったら判るけど、そう言う論点からじゃ全然ないし。


だったら問題にするべきは、「庶民に対する政策そのもの」であって、「高級そうな店に何回行っているか」なんぞじゃない事ぐらい判らないのか?この連中は。


逆に首相が、酒席は大嫌いで、定時を過ぎたら速攻で官邸に戻って引きこもり、飲み歩かずに翌朝まで出てこない人だったら、どんな悪政だったとしても、「庶民の気持ちがわかる首相」って評価するわけ?
ねぇ、庶民面して、実は高給取りの野党議員とマスコミ諸君。


「その通りです」と言ったら文句言いませんよ。
だったらそんな政党には投票しないだけだし、そんな奴等の報道は信用しないだけのことだから(笑)。


要は庶民の気持ちに配慮した政策をとってくれれば、連日自分で金工面して飲み歩いてようが何していようが、関係ないでしょ?
ホテルのバーが安いとか高いとかと言うのはどうでもいい話で、そんなことにいちゃもん付けてる時間があるなら、飲み歩いていた時の会合内容を探り出すような取材なり、国政調査権持ってるんだったら政策に関する問題点を詳細に調べて明らかにするなり、そう言う努力に時間を費やすべきですよ。


こんなもの、「批判」なんてレベルにも値しません。
単なる「貧乏人のやっかみ」だよ。


日本の政治を良くしようと本気で思っている、と主張している連中がこのていたらく、しかも自覚すらまるっきり無いようでは、将来不安ですな・・・・。