流行、ってものがあるのだろうか?

ホークスは今日何とか勝って最下位決定を明日に持ち越しました。
明日勝った方が最下位脱出。
どうも私の予想勘が「楽天の勝ち」と言い張って聞きません(笑)。


と言うことで、野球の話から少し離れて。


最近、バナナを使ったダイエットなるものに話題が集中し、バナナが品薄になっているとのニュース。
中東での需要急増とも相まって、ますます品薄になっているそうです。


でも、前もあったよなぁ、「納豆ダイエット」ってのがTV番組で取り上げられて、全国的に納豆が一気に品薄になって、製造メーカーから品薄に関するお詫び広告まで出たことが。
結局御存知の通り、納豆ダイエットは捏造であることが判明して、番組打ち切りだの、制作TV局が民放連を除名されるだの、大騒ぎになってしまいましたが。


その前にも色々な食材でダイエット、と言う話題が出る度に、放送後、その食材が品薄になる、と言うのは多かれ少なかれありました。
スーパー側も、放送前にダイエット特集がないかチェックし、放送直後に取り上げられた食材を多く納品するよう、下調べに余念がなかった、と言う話も聞いたことがあります。


私の記憶する限りでは、「風船ダイエット」という話がTVで取り上げられた瞬間、文房具コーナーのゴム風船が一気になくなった、と言う現象を見たことがあります。
因みに私は買ってません。(笑)
そんな話題も、人の噂も75日、と言う域を超えることなく、暫くしたら忘れ去られて、風船は思いっきり商品棚に残ってましたが。


それにしてもダイエット方法に、はやり廃りがある、なんて事自体がおかしいんじゃないんでしょうかね?
次から次へと、良くダイエットネタが尽きずに毎年出てくるもんだなぁ、と驚いてしまいます。
必要なのは食材だけじゃなくて、生活習慣全体の見直しではないんでしょうか?


それから、ダイエットと聞くだけで、話題の食材を手に入れようと、大挙して買いまくる、と言うのも、群集心理そのものだよなぁ。
そんな一つの食材だけで痩せられる程、甘くはないですよ。


こういう「品薄騒動」を見る度に、少なくとも、「ダイエット」というのは、消費者心理をかき立てるキラーコンテンツだ、と言うことだけは間違いないようです。