雁ノ巣で何やってたんだ!!!

千葉マリン6連戦2日目。
今日は曇っていたので、昨日よりはまだ日差しがない分、多少(ほんとに「多少」だけど)暑さが和らいでました。


昨日は気がつかなかったんですが、球場周辺のポールについている旗も、オリオンズに変わってました。早速記念に1枚。


でも、オリオンズ時代は川崎まで行くのが遠くて、おまけにあんなオンボロ設備だったので、行っても居心地悪くて、あんまりいい思い出、ってないんですよね・・・・。
千葉に移転が決まった時、川崎球場の壁に「千葉行くなよーーー」との落書きが書いてあったのを覚えてますが、あんな球場の狭さと設備の貧弱さでは、当時まだ新しかった千葉マリンに比べたら、その差は歴然でしたし、移転は必然だったと思います。
個人的には、近くなって大歓迎でしたけど。


と前置きが長くなりましたが、今日の試合。
本題に触れたくないので、わざと長い前置きを書いた、と言うのもあるんですが(苦笑)。


正直言って、「1プレーで流れが変わった」典型的な試合でしたね。


3回まで完璧な投球だった新垣君、1点先制して貰って4回の裏。
先頭の早川君がボテボテのピッチャーゴロの処理に手間取って、慌てて1塁へ悪送球・・・・。
送球がファールゾーンを転々とする間に、早川君は俊足を飛ばして3塁へ。


正直、これで完全にマリーンズの流れになっちゃいました。
新垣君も、打ち取った当たりなんだから、慌てる事なんてなかったのにねぇ。
慌てて送球して悪送球する位なら、丁寧に投げて、内野安打になっても1塁で止めておけば良かったのに。
ランナー1塁だったら、次の根本君は多分送りバントで行く所を、試合中盤で3塁だったら、自由に打たせて良い場面に変わってしまいました。
新垣君も「しまった!」と言う気持ちを切り替えられなかったんでしょうね。


この場面で根元君へ投げ急いでしまい、カウントを取りに来た初球を狙い打たれ、打球はライトスタンドへ・・・・・。
普段本塁打のない打者に、完璧にはじき返されたことで、もう新垣君は自分をコントロールできなくなってしまったんでしょう。
その後は制球に苦しみ、歩かせては痛打され、の繰り返しで、一挙8失点。
これで試合は完全に壊れてしまい、最早為す術なし。


その後6回まで「一応」投げきり、投手の無駄遣いを防いだことだけがせめてもの救い。
ただ、打線がそれでも何とか食らいついて反撃してきたのに、後を継いだ二コースキー君や甲藤君が炎上・・・・。
かすかに残っていた逆転の望みを木っ端みじんに打ち砕き、結局12−6で大敗。


新垣君と言い、二コースキー君や甲藤君も、復帰のため、雁ノ巣で鍛えてきたんじゃないの?
彼らはプロなんだから、あえて言わせて貰います。


「一体雁ノ巣で何をやってきたんだ?」


一生懸命やっても、結果を残さなければ評価されないのがプロの世界。
まぁ、私が言わなくても、本人は判っているでしょうが。


まぁ、新垣君には多少譲って根元君の2ランまでは致し方ないとしよう。
その後、塁が空になったんだから、気持ちを切り替え、その後しっかり立ち直れば、その後6点取られることはなかったはず。
ローテーション投手として実績あるのに、何でこういう切り替えができないのか、首をかしげざるを得ません。
同じ「松坂世代」のチームメイト、和田君と杉内君にここ数年で大きな差を付けられちゃいましたな。
彼らに負けたくない、と思うんだったら、それこそ死に物狂いで取り組まないと、今日のレベルで終わっちゃいますよ。


二コースキー君と甲藤君は、もう一回雁ノ巣戻った方がいいんじゃないの?
少なくとも、1軍で大事な場面を任せられるようなレベルとは思えない。


今日の救いは、選手ではなく、終盤「オールドユニホーム」に因んで、川崎時代の懐かしの応援曲を演奏してくれたロッテ応援団と、南海時代に遡って応援曲を演奏してくれたホークス応援団。


特に南海時代の応援曲、懐かしかったなぁ。
山口裕−岸川−高柳−門田−畠山−山本和−河埜−佐々木・・・。
かつて、ガラガラのスタンドで声をからして応援していた頃を思い出します。
彼らに今日の試合のMVPをあげたい位。
とはいえ差し上げられるような商品はないんですが。(^_^;;;)


と言うことで、明日に続く・・・・。