1日1歩、3日で3歩

今日ラジオで聞いた話。
最近年配の方々を中心に、健康維持のため「ウォーキング」が盛んになっているようですが、そう言った方々向けに愛好者同士の交流を図るため、ウォーキングに関するイベントを開催している「日本ウォーキング協会(と言うような名前だったと思います)」なる団体があるそうです。
で、イベントを開催しても、集まるのは中高年の方々ばかりなのだそうで、団体としては子供たちにももっと参加して貰おう、と色々企画しているそうです。
最近は糖尿病や動脈硬化などの生活習慣病にかかる子供がかなりの数いるそうで、今や都市部では空き地も無くなり、子供たちの遊ぶ場所が激減している中、子供の頃から健康作りにもっと関心を持って貰おうと、子供向けのウォーキング教室などを開いたりしているのだとか。


で、この団体のテーマ曲が、かの名曲、「365歩のマーチ」なのだそうです。
と、此処までが前置きでして、ようやく本題。(^_^;)


以前この曲にある「1日1歩、3日で3歩、3歩進んで2歩下がる」という歌詞の解釈について、友人たちと激論(?)した事があります。
私はこの歌詞を、「1日で3歩進んで2歩下がる事により、1日が終わる段階で、都合1歩分進んだ事になる」と解釈し、「これだと362日目に3歩進んだ段階で『365日』となってしまうので(平年の場合)、1年は362日になってしまい、歌詞の内容に不備がある」と主張しました。
すると友人は、「確かに歌詞に不備があるとは思うが、『1日1歩』なのだから、1日で1歩分の移動しか行わない事になると解釈している」とのことで、「更に『3日で3歩、3歩進んで2歩下がる』のだから、最初の3日間で計3歩分移動し、次の2日間で計2歩後ろ向きに動く、と言う事になる。故に5日かかってようやく1日進んだ事になるのだから、1年は(365−3)×5(362日分進むまで5日で1日のペースが続く)+3(残り3日間は前進のみ)=1813日ではないのか?」とのこと。
私は「時間は不可逆性なのだから、後ろ向きに日付が戻ると考えるべきではない」と反論した記憶がありますが、結局「お互い良くもまぁこんなしょーもない事を考えたもんだ」と、同席していた友人たちとともに大笑いした覚えがあります。


ヒット曲の歌詞やドラマや映画の台詞で、つっこみを入れたくなるような経験ってありませんか?
そう言う所で余分に頭を使ってみるのも、気分転換にはいいかもしれません。
しかも↑のような私のつっこみに付き合ってくれるような友人がいると、尚更楽しめると思います(笑)。
やっぱり、持つべき物は友達、なのでしょうか?(^_^;)