4月12日開幕について考える

世間様が騒いでいたし、そんな中で書くのも面倒なので放ったらかしにしていたのですが、両リーグとも4月12日開幕で決着したのだそうで。
何だかセ・リーグ辺りで散々もめていたみたいですな。
まぁ、所詮一新聞社の主筆風情が自らの権力を過大評価した成れの果てでしょう。


とは言え、パ・リーグ楽天の本拠地、仙台市内の生活インフラが復旧してないわけですから、今は試合どころじゃない訳で、開幕延期は致し方ないにしても、セ・リーグの本拠地は殆ど無傷だったわけだから、前回書いた「経済活動を活発化する」と言う観点からすれば、あえて延期せずとも良かったような気もします。


何故って、選手は試合を観客に見せることで経済活動をしていることに他ならない訳で、試合をやらずに練習や街頭募金位をしていた位では本来の経済活動で得られる収益には程遠いでしょう。


そういう意味では、暫くは被害の少ない西日本地域3球団の本拠地の試合中心でカードを組むなり、デーゲーム中心で試合するなりして、選手が出来る最も手っ取り早い「経済活動」をさっさと始めてしまう、と言うのも一つの考え方じゃないですかね?


いくら反対反対と叫ぶ人が多い所で、実際に試合があればそれなりに人は集まるはず。
人が集まる場所なら、募金を募らない手はありません。


折角だから、球場の通路に募金箱を置き、募金した人にラッキーカードなる番号くじを渡し、抽選で10人に選手の直筆サインボールが当たる、とかやったら、球団側はさしたる投資をしなくても、賞品目当てでそれなりに募金は集まるでしょうし、切符の半券に募金済の印を押してカードを渡すことにしておけば、同一人物が募金を何回もやってラッキーカードを複数貰う不埒な行為も防げます。


また、試合中はローテーション上がり等でベンチに入らなかった選手に協力してもらい、募金箱のある通路に一緒に並んでもらえば、選手見たさで募金収入は増えるかも。
選手も調整が大変だとか言い出すかもしれませんが、被災者の苦労に比べりゃ大した話じゃないんだから、此処は協力して貰うとして。
ただ、私は試合中だと通路まで募金しに行けませんけどね(笑)。


それ以外にも、球場売店の飲食品、グッズ価格を10円だけ上乗せして、その売上金の10円分を募金に回す、なんて考え方もしてみてはどうでしょうかね?


とは言っても、東京D開催はデーゲームだろうとナイトゲームだろうと大量の照明を必要としますから(望遠レンズで写真撮ってると判りますが、ナイトゲームは勿論、デーゲームでもASA1600のフイルムが必要です)、節電が叫ばれてる中、此処で試合するのは少々いただけません。
かと言って、東京D開催を全部他球場に振り替える、ってのは時間もない中で現実的じゃないし、開催を全部キャンセルしたら東京Dの稼働率が落ち、東京ドームシティ全体が経営悪化するのも困っちゃうしなぁ。


やっぱり此処でも、何処ぞやの一新聞社がリーグの運営に障壁となってますな(笑)。