NPBは大赤字

今日はクリスマス。
と言っても、個人的には何もイベントはありませんが(笑)。


近年になって、日本野球機構(NPB)が巨額の赤字に苦しんでいるのだとか。
ネットには載っていませんが、読売新聞でも同様の特集が組まれていました。


最近になって税務署側が必要経費として認めていた費用を控除対象から外した事で、課税基準額が大幅に変わってしまい、大幅な増税となって降りかかり、財政状況が急激に悪化したのだとか。


それにしても、40年間問題なしとしてきたにもかかわらず、今更のように課税基準の解釈を変えて、多額の現金をふんだくろうとしている税務当局の面の皮の厚さには呆れるばかりですな。
最近の不景気で税収が落ち込んできたので、取れそうな所から取ってしまえ、と言う事なんでしょうかね。
全く勝手なものです。


NPBも人件費を減らしたり、移動の交通費を削ったりしているようですが、それどころでは赤字解消には遠く及ばず、増収策も長らく続く不景気で、スポンサー料も放送権料も下がる一方、各球団からの加盟料も親会社の経営が厳しく、増収見込みは極めて低そうです。


赤字解消に向けた課題が山積していますが、プロスポーツ界で日本最大規模と人気を誇るNPBですらこれですから、他のプロスポーツの経営は更に厳しいんでしょうねぇ・・・。
まだまだ我が国でスポーツが「文化」として欠かせない財産と位置付けられるには、まだまだ時間がかかりそうです。