野球が嫌いな人達

関西独立リーグ明石レッドソルジャーズに違法な公的資金を支出したとして、市長が訴えられたのだとか。


この訴えを起こした人達、よっぽど野球が嫌いなんでしょうねぇ(苦笑)。
その前には監査請求も出ていますが(このページの一番下、中身はPDFファイルなので注意)、おそらく同じ人達でしょう。


球団は株式会社ですから、営利団体と見なされる相手に公的資金を援助するのは罷り成らん、と言う大義名分を抱えて市長に食って掛かっています。
興味のない人からすれば、野球への公的資金投入は相当なアレルギーなんでしょうね。
でも、別に明石市だけがこういう事をやっている訳ではなく、スポーツという範囲に限っても、Jリーグのチームは、自治体からの資金援助で経営されていたチームもあるんですがねぇ。


かつて私が見に行った「千葉市スペシャルデー」も、ロッテ戦の切符代を千葉市が公金で補助しているんですから(去年も開催されてました)、この人達が千葉市に住んでいたらと思うと、恐ろしくて仕方ありません(笑)。


大体こういう話って、チームを取り巻く状況が非常に良くない時に出てくるものです。
仙台在住時、大がかりな補強の割には成績が上向かないベガルタ仙台に対し、宮城県仙台市で「一私企業に資金援助するのはどういう事だ」と文句付けていた議員もいましたし、何度も市長や知事が答弁に苦労してましたけど、2001年最終戦のJ1昇格で、そう言う話も吹っ飛んでしまいましたが(笑)。


ホークスファンの私が言うのも何ですが、千葉にロッテが本拠地を置いているのは、地元の人達からすれば有り難い事であり、合併問題以降は球団も固定客を増やそうと随分努力してますし、地域に根ざした球団として郷土愛を育み、発展させて行くには、自治体の努力が必要不可欠だと思うんですがね。


地域スポーツを根付かせようという民間の努力を、公的機関が無視し続け、結局リーグやらチームが潰れたら、結局の所寂しい思いをするのは地元ファンなんですけどね。
でも、野球が嫌いな人に言った所で、聞く耳持たないだろうけどね・・・・。


何だか阿呆らしくなってきました。