監督交代

オリックス大石監督の後任として、岡田前阪神監督が正式に決定し、記者会見を行ったようです。


私としては、長年阪神の中軸としてやってきて、もう完全に「阪神のOBを迎え入れて、関西地区での関心を引く」人事としか思えないんですよね・・・。


確かに知名度は抜群。
ロッテの西村監督に比べたら、国内で100倍は知られているでしょう(苦笑)。


まぁ、現役晩年に阪神自由契約になり、最後の2年間はオリックスで過ごし、その後チームに残って更に2年間コーチをやってきたのは事実なので、「オリックスOB」というのも嘘ではないですが。


でも、パ・リーグ球団の監督は、パ・リーグで育ち、パ・リーグ一筋で頑張ってきた人にやって貰いたいですなぁ。


王さんは違うじゃないか、と言うのは確かにその通りですが、私も当初(平成6年(1994年)末)は就任反対でしたし、就任後も最初は結果を残せず、どん底の最下位があったりして、「それ見た事か!」と言ってましたし。
ホークスも王監督体制で優勝できるまで5年かかりましたから、その前の「失われた4年間」をどう総括すれば良いか、答えが出せずにいます。


とまぁ、話がそれましたが、今度は広島一筋だった野村謙二郎氏が新監督になるんだとか。
今度は逆にセ・リーグ一筋の人が、セ・リーグ球団の監督になるんだから、こちらは良い事じゃないでしょうかね。


しかし、楽天の野村監督の後任に、広島のブラウン監督が有力視されてますが、これが本当に実現すると、楽天は野村監督の後にブラウン監督、広島はブラウン監督の後に野村監督、と言う対照的な人事異動になりますな(笑)。