あれから10年。

10年前のこの日、福岡に本拠地を移したホークスが、26年ぶりにリーグ優勝を果たした日であります。


私自身、当時はまだ仙台在住、距離的な問題もあって、確実に優勝する日が判る訳でもなく、優勝の瞬間を見に行くために現地観戦を追いかけるのは無理があるので、現地観戦は諦めていました。


当日はマジック2で迎え、デーゲームで2位西武が敗れ、M1となって福岡開催ナイトゲームの日ハム戦。
そう簡単に優勝なんて決まる訳がない、と思って、終日外出し、戻ってきたのは夜8時過ぎ。
丁度BS-1で試合中継をやっていたので見ると、丁度同点。


その後8回裏、井口君の勝ち越し本塁打が出て、ホークス1点リード。
この1点を篠原君−ペドラザ君の投手リレーで守り抜き、5対4でホークスが勝ち、待ち望んだ優勝の瞬間をTVで見る事になりました。


とにかく更に11年前から応援するようになって、ずっとBクラス、それも最下位の常連だったチームが本当に優勝した、なんて事は経験していないので、どういう風に喜びを表現すればいいのか判らず、舞い上がってしまった事を思い出します。


その時の現場は試合後も相当な熱気だったようで、現地出撃組の携帯に電話しても、全然繋がらない(後で聞いたら、福岡D周辺の基地局が回戦パンク状態だったらしい)し、観客同士のビールかけもあったのだとか。


私は現地に行けなかった分、何か残そうと思い、当日のスポーツニュースをハシゴして、ホークス優勝特集を一生懸命録画していました。


あの歓喜からもう10年、振り返ってみれば、時の経つのは早いものです。
何かの因縁か、今日は福岡D開催で同じ日ハム戦。
歴史は繰り返すんですかねぇ・・・。


リーグ優勝当日は、現地観戦できなかったので、ホークスが出場する日本シリーズをリアルタイムで見る機会があるのは当然初めてですから、何としても行きたい、と思い立ったのですが、その辺の話は、また後日。