オールスターの思い出

今日は札幌でオールスターゲームが開催されたそうですが、結局色々バタバタしているうちに、中継を見損なってしまい、Webで結果を見るだけになってしまいました。
今年もパ・リーグが負けてしまったようで、残念至極。


試合見るなら現場に来てナンボの世界、と考えている私自身、オールスターは混むのと入場料が跳ね上がるのと、なかなか近場で開催されないので、現地観戦は敬遠することが殆どで、過去2回しか行った事がありません。


球場はいずれも千葉マリンで、1992年(平成4年)に古田選手がサイクルヒットを達成した時と、2003年(平成15年)に金本君が2本塁打でMVPを獲得した試合です。


1992年の時は外野で見ていたのですが、2003年は招待券を貰い、千葉マリンで言う所のネット裏SS席で観戦する事が出来ました。
が、この時のSS席って、大部分がスポンサー招待席だったみたいなんですよね・・・・。


何故感そんな事が判ったか、と言うと、試合が終盤を迎え、7回終わった辺りから次々と席を立ち、試合が終わる頃には、SS席エリアで観戦している人は半分位に減ってしまったからです。


本当に行きたくて高い席の切符を買ったのなら、最後まで観戦するのが普通じゃないですかね?
おそらく、オールスターゲームという各球団の代表選手が出てくる一大イベントなので、切符貰ってみるか、と手を挙げて、とりあえず見に行って来るか、と言う程度の、野球にさほど関心のない連中に、SS席の大部分が回ってしまったのでしょうね・・・。


こういう形で、本当に見に行きたい人に切符が回らず、関心の高い試合だから切符貰って腰掛け的に見ている連中に切符が回ってしまう、と言うのは、正直やりきれない思いがしますねぇ。


スポンサーとして巨額の広告料を払っている上客に招待券を大量に渡す、と言うのは商売上の定めとは言え、本当に見に行きたい人々に切符が手に入るよう、招待枠の見直しを考えるべきじゃないかと思います。


野球を日本の文化としたいのなら、「本当に行きたい人が切符を買える」仕組み作りが必要だと思うんですが・・・。