モグラ叩き

最近、色々な新しい病気が出てきて、最近出てきたばかりなので治療法も確立されておらず、人々を悩ませている病気が数多くあります。
また、かつては大病だった病気が、衛生状態の改善や治療法の確立で激減したと思ったら、また復活している、というのも増えています。


この辺の病気を纏めたのが、こちらのページ


結核は、昔感染力が強くて致死率も高く、戦前は「疑いがある」だけで兵役免除になってしまった位の難病だったものが、医療技術の進歩と予防選手の義務付けとかで殆ど感染者がいなくなり、予防接種を受ける人が少なくなったと思ったら、また復活してます。


花粉症は、最近になって激増しましたねぇ。
この季節、マスクをして外出している人も、以前に比べると滅茶苦茶多くなりましたし、花粉症に悩まされている人も、珍しくなくなったどころか、必ず周りに何人もいるようになっちゃいましたから。


私は幸い花粉症には引っかかってませんが、今まで何ともなかった人が、突然発症した、なんて例を何度も見てきていますから、単に猶予期間になっているだけで、いつ発症してもおかしくない、と考えると恐ろしい限りです。(+_+)


まぁ、花粉症で直接命を落とす事は無いにしても、上記リストにある最近出てきたり復活した病気には、その病気が元で亡くなる方が大勢いるものもあります。
でもこういう病気、本当に最近になって突然出てきたんですかね?
花粉症は、戦時中に大量に植えた杉の木が成長したのと、関連が疑われるディーゼル車の排気ガスが絡み合ったものだと考えると、最近出てきた病気、と言うのは判るような気がしますけど。


個人的には、こういう病気が出てくる前は、先に当時治療困難な病気にかかってしまう人が多くて、単に目立たなかっただけではないか?と考えています。
その病気が治療出来るようになって、感染する人が減ったせいで、まだ治療法の確立していない病気にかかる人が相対的に増えてしまったのではないでしょうかね?
どちらにしても、ある病気が治せると思ったら、今度は次の病気が出てきたりと、病気も医療界もモグラ叩きのような世界ですな。