盗人に追い銭

今日から新年度。
これから都内まで満員電車に揺られて通勤する日々が始まります。(+_+)
日ハムが東京Dに残っていてくれたらなぁ・・・・・(笑)。


毎年恒例ですが、4月1日と言う事で、新入社員達を街中でたくさん見かけました。
真新しいスーツ、真新しい靴、真新しい鞄のいで立ちで、スーツを着こなしているのではなく、「スーツに着られてしまっている」って言うんでしょうか、一目ですぐ新入社員だな、と判っちゃうんですよね。
これまた毎年同じ光景。


100年に一度、と言われる不景気の中、前途は厳しいですが一日も早く会社の戦力となって、バリバリ活躍して欲しいものです。
でも、「100年に一度」って、100年間経済状況をリアルタイムで見ていないと言えない筈で、そんなに長生きして見ていた人って、いるんですかね?(笑)


と言う事で、4月から徐々に各市町村で定額給付金配布が始まっているようです。


その給付金ですが、税金未納者の給付金口座を差し押さえた所もあったそうです。
総務省は、「使って貰う事を前提とした給付金を差し押さえるのは望ましくない」と言っているそうですが・・・・。


でも、定額給付金の財源は元々国民の税金な訳で、税金を払っていない者に給付する事自体がおかしいでしょう?
税金を払う事が国民の義務である以上、その義務を果たしていない者も受け取れるって、どう考えても筋が通る話じゃないですよ。


差し押さえられた対象者も対象者で、詐欺だの何だの文句言っているそうですが、単なる逆ギレで、図々しいにも程があります。
税金払ってない者にまで給付金貰って、自分の好きな事に使わせる、と言うのは、結局税金を払っている他人の金を盗んでいるのと同じじゃないですか。


それでも総務省は「全員に払うべき」と言う姿勢を堅持しているようです。
よく考えてみれば、総務省は単に決めるだけの立場で、払うのは総務省の人間じゃなくて、国民全体な訳ですから、「自分の払う金じゃないから関係ない」とでも考えているんですかね?


まさに「盗人に追い銭」が完全にぴったり当てはまる事例であります。
総務省の姿勢には、呆れてものが言えません。