折角の展示品だけど

こちらの店へ夕食に行ったら、店には米国のスポーツをモチーフにしたコンセプトか、野球やバスケットやフットボールに関係するものが飾ってありました。


入り口には米国のスポーツ靴販売店から貰ってきたような、フットボール審判を模した看板が。


NFLファンの私としては、当然のようにフットボール関連のものに目が行ってしまいまして、例えばこんな感じ。
全チームのうち、NFCに属するチーム一覧(最新版ではないので、現在のチーム構成とは異なります)。


80年代〜90年代に活躍した、デンバー・ブロンコスの名QB、ジョン・エルウェイ選手のジャージ(子供用にアレンジしたもの)。


こちらはMLBですが、20世紀初頭に活躍したタイ・カッブ選手の肖像。


他にも色々ありまして、米国のスポーツに詳しい方はかなり感動出来るかもしれません。


でも、客も店員も、こういったものへの関心は殆ど示さず、ただ注文を取って、料理を運んで、普通に食事しているだけ。
経営元であるこの会社のWebを見ても、特に米国のスポーツに関心があるような事は書いてなさそうだし、米国産の牛肉は使っていないみたいだし(笑)。


何故店内が米国発祥のスポーツ関連用品で占められているのか、結局判らないまま、店を後にすることに。
私みたいに、飾ってあるものを見て感心する奴なんて、少数派なんだろうなぁ、間違いなく。
もっと内装のコンセプトをアピールしないと、折角飾ってもその価値を判って貰えないんじゃないのかなぁ。


店側は内装や展示物にもこだわりがあるみたいだけど、店員含めて、見る方に予備知識なり関心がないと、折角飾っても素通りされちゃうわけで、店内を飾り付けた人のアイデアも、思いっきり空振りしているみたいで、残念・・・・。