建設中マンションの行方は?

昨日、内定取り消しでその名を馳せた(?)日本綜合地所が経営破綻したのだそうです。


同社は、幕張周辺の2カ所でマンションを建設していて、いずれも工事途中。
うち1カ所は昨日まで物件案内のページがあったのですが、今日見たら閉鎖されてました


そしてもう1カ所は、京成幕張駅近辺で工事中でしたが、周辺住民が反対運動を起こしてまして、周辺には建設反対の看板やのぼりが置いてあります。
工事だけは無理矢理進めていたようですが、物件案内のページは公開されていませんでした。
因みに私はこの反対運動メンバーではありませんので、念のため・・・・。


しっかし、この会社、「反対運動」で検索してみたら、よくもまぁ次から次へと地域住民と対立しているものですなぁ。
都市計画で定められた用途地域の中に、法律的に認められたギリギリの範囲であれば、日照や騒音など、周辺環境の影響は完全に無視して強引に建設し、売り切ってしまえばこっちのもの、という企業論理でしかものを見ていない会社だ、と言う事が判ります。


ただでさえこの不景気、ネットで反対運動なんて言うものも簡単に宣伝できるこの御時世では、買う方だってこんなに地域住民から反対されている物件だったら、購入意欲は尚更引いちゃうでしょうねぇ。
自分の都合だけ主張して、周りは関係ない、という意識しかない企業は、今後生き残れないでしょう、きっと。


それにしても、幕張周辺で建設中だった2つのマンション、今後どうなるんでしょうねぇ。
工事業者からすると建設工事費が最後まで払われない限り、工事は続けられないでしょうから、当面そのまま放置、と言う事になるのかなぁ。
早速一方の建設会社が取り付け騒ぎになっているみたいだけど。