悲願への長い道のり

今度はサッカーの話。
山形がJ1初昇格を決めたのだそうです。
以前にも何回かチャンスはあったんですが、あと一歩の所で昇格を逃してしまった中、今回ようやく初昇格したことに、拍手を送りたいです。


印象的なのが、2001年J2シーズン。
当時私は仙台在住だったんですが、当時上位2チームが昇格できる制度になってました。
昇格争いは京都と仙台、山形、大分の4チームに絞られ、最初に京都がJ2優勝を決めて昇格決定。


そして迎えた最終節、仙台と山形は勝ち点80、大分は77、得失点差で山形が仙台を2点上回って2位で迎えた最終戦
仙台はアウェーで京都、山形はホームで川崎F、大分はアウェーで鳥栖、と言う組み合わせ。
山形は90分以内で勝ち、仙台が2点差以上で勝たなければ昇格と、状況的には山形が一番有利。
(当時は90分勝利で勝ち点3、延長勝利で勝ち点2、引き分けで勝ち点1)


当然仙台地区は仙台の逆転昇格を願って、TVや新聞はそう言った論調で持ちきり。
通常J2アウェーの試合は、仙台地区では放送されない事が多かったんですが、今日ばかりは流石に京都の試合をTV中継してました。
試合中は随時山形戦の状況が入ってくる、異様な雰囲気。


どちらの試合も、両チーム無得点のまま迎えた終了間際、仙台が執念で1点をもぎ取り、1対0で京都に勝利。
そしてその直後、山形が無得点で延長に入った、との場内アナウンスが入った瞬間、仙台サポーターや中継局は逆転昇格に歓喜の嵐。
仙台地区の他放送局も、ローカル情報番組の時間だったので、一斉に仙台の昇格を速報で流してました。
逆に山形は、昇格を逸して気落ちしたのか、川崎Fに延長で敗戦。


その後、仙台地区では「仙台昇格」の号外が配られるわ(わざわざ貰いに行きました(笑))、臨時特番やるわで大騒ぎでした。


で、翌日、仙台から山形へ仕事で移動したのですが、仙台側のラジオ放送局は一様に昇格を喜ぶ番組になっていたのですが、峠を越えて山形側に入ると、昇格を逃して意気消沈する出演者達のコメントが印象的でした。


この時の山形サポーターの落胆は凄かったんでしょうね。
あれから7年、ようやく掴んだ昇格の喜びを、じっくり味わって欲しいものです。
来年すぐ落っこちる事の無いように・・・。(^_^;;)


その時の状況は、こちらに詳しく書いてあります


それにしても、千葉はもう駄目かなぁ。(泣)
Jリーグ全チームで、一度も2部に落ちた事がない伝統は、今年で終わってしまうのでしょうか・・・・。